キィ・ワード:早くWMに帰りたい

ネタバレ含むので、ぼく地球読んだことない人は回れ右で

次世代編のみ履修の人は読めるけど、こんなん読む暇あるならとりあえずぼく地球読んで

両方読んだことない人は、今マンガパークで無料で読めるからこんなん読む暇あるならマンガパークをインストールして

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계속 달려 지칠 땐 말해

走り続けろ 疲れたときは言って

 

내 숨을 나누어 너에게 줄게

僕(※1)の息を分けて君(※2)にあげるから

 

뒤돌면 안돼 네 두려움을 먹고사는

振り返ったらダメ 君の恐れ(※3)を食べて生きる

 

어둠이 우릴 쫓고 있으니

暗闇(※4)に僕らは追われているから

 

너와 나의 중력이 더 커져가면

君と僕の重力(※5)がもっと大きくなったら

 

궤도는 바뀔 수 있어

軌道(※6)は変えられる

 

이론을 뒤엎고 상식을 넘어

理論(※7)を覆し 常識(※8)を超えて

 

새로운 차원의 세계로

新しい次元の世界(※9)へ

 

우린 갈 수 있을거야

僕らは行けるはずだ

 

약속 했던 건 지키고 싶어

約束したこと(※10)を 守りたい

 

내가 너의 어둠을 밝혀줄거야

僕が君の暗闇を照らしてあげる

  

우린 간다 신세계로 Higher

僕らは行く 新世界(※11)へ Higher

 

우린 간다 신세계로 Higher

僕らは行く 新世界へ Higher

 

너와 나의 미래

僕と君の未来

 

두근대는 너의 맘을 믿어 (믿어)

高鳴る君の心(※3)を信じて (信じて)

 

슬픈 이야기는 없을 거야 (Never)

悲しい話(※12)はないはずだ (Never)

 

함께면 돼 신세계로 Fly High

一緒ならいい 新世界へ Fly High

 

그 누구에게도 닿지 않은 곳 우리 둘만 아는 곳으로 가야

その誰にも届かない場所 僕らふたりだけが知っているところ(※13)に行けば

 

우리가 원하던 모습으로 남을 것 같아 불행하지 않기 위해

僕らが求めていた姿(※14)として残るようだ 不幸せにならないために

 

we need to be happy so need to change everything

we need to be happy so need to change everything

 

누가 더 나빠야 이긴 걸까

誰が悪ければ勝ちなのだろうか

 

이 세계는 뒤틀렸어

この世界は ねじれて

 

사랑의 의미도 흐려져

愛の意味も 霞んでいく

 

파고드는 고통이 익숙해 질 쯤

食い込む苦痛(※15)に慣れてくるころ

 

변해가는 나를 봤어

変わっていく僕(※16)を見た

 

나 역시도 혐오하던

僕もやはり嫌悪していた

 

그들과 별 다를 것 없이

あいつら(※17)と別に違いはなく

 

현실에 물들어 갔어

現実に染まっていった(※18)

 

그 때 널 만나 깨어난 나야

あのとき(※19)君と出会って目覚めたんだ

 

잃어버렸던 꿈을 다시 찾았어

失った夢(※20)をまた見つけたんだ

 

우린 간다 신세계로 Higher

僕らは行く 新世界へ Higher

 

우린 간다 신세계로 Higher

僕らは行く 新世界へ Higher

 

너와 나의 미래

僕と君の未来

 

두근대는 너의 맘을 믿어 (믿어)

高鳴る君の心を信じて (信じて)

 

슬픈 이야기는 없을 거야 (Never)

悲しい話はないはずだ (Never)

 

함께면 돼 신세계로 Fly High

一緒ならいい 新世界へ Fly High

 

눈을 마주하고 우린 춤을 추며

目を合わせて 僕らはダンスを踊り

 

세상의 없던 노래를 불러

世界になかった歌(※21)を歌う

 

간절하게 원하던 너와 나의 꿈들이

切実に望んだ僕と君の夢たち(※22)が

 

만개한 그 곳으로 가자

満開のあそこ(※9)へ行こう

 

Dive into new world oh-

Dive into new world oh-

 

I’ll take you to new world now

take you to paradise

take you to new world now

I’ll take you to new world now

take you to paradise

take you to new world now

 

우린 간다 신세계로 Higher

僕らは行く 新世界へ Higher

 

숨을 쉬는 동안

息をつく間

 

무너지지 않을거야 우린 (우린)

倒れないはずだよ僕らは (僕らは)

 

절망에서 신기원을 찾아 (찾아)

絶望の淵(※23)に蜃気楼(※9)を探して (探して)

 

우린 간다 신세계로 Higher

僕らは行く 新世界へ Higher

 

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※1 輪くん
※2 ありす
※3 覚醒
※4 月基地(前世)での記憶
※5 同調連鎖
※6 未来
※7 ムーン・ドリーム
※8 地球降下案反対派
※9 Z=KK101(KK)
※10 木蓮が最期に言った「決して自ら 命を絶たないで」或いは、ラズロの「悔しかったら 不幸になっちゃだめだぞ 絶対にだ」
※11 現在(転じて、登場人物が生きる今)
※12 木蓮と紫苑のすれ違いの想い
※13 海(cf.「みおくる夏」)
※14 木蓮と紫苑の間に9年の差がなく、同級生として転生していた場合の姿
※15 9年間、月基地で孤独に耐えながら生きていかなければならなかった生き地獄のこと
※16 発狂していく自分(紫苑)
※17 玉蘭をはじめとする、当たり前に「ご褒美のキス」を貰えていた人たち
※18 木蓮に惹かれていったこと
※19 母星全滅の知らせを聞き、殆どの月基地メンバーが憔悴しきっていたにも関わらず、木蓮だけが「お茶を淹れますね」と言い、会話することができたこと   
※20 「ご褒美のキス」を貰うこと(転じて、愛されること) 
※21 キサナド
※22 戦争がない世界
※23 母星全滅

「緩やかなエンパワメント」に関するケーポ8選

卒論でエンパワメントについて多少書いた。書いたは書いたけど、書いただけで結局は感覚的にしか分からん。分からないけど、学生生活が終わりそうなことと、卒論書きながら色んなことを考えたので、それらをまとめとこうと思って書く。

 

エンパワメントとは、自分自身や環境を理解することで、発展や改革に向けて力をつけ、それらをコントロールすることと一応理解している。が、一概には言えないので知らん。この「理解」には「知る」の意味の他に「認めること」や「許すこと」など、色んな意味が含まれてる気がするが、これも感覚的なので裏付けはない。

 

個人的に、エンパワメントには2種類あるんだな、とケーポ聴く片手間に卒論書いてて思った。

 

 

ということです。

イッチーみたいなのはガールクラッシュとか、視覚的に分かりやすく、激しくエンパワメントを表現していることが多いので人々の関心を得やすい。衣装やMVなどが強いことが多く、登場人物が主に「私」な気がする。例外ももちろんあるが。一方で、後者は見えにくい。後者が強いのは芯だから。だから見えにくいのが事実だし、実際ケーポ以外の場でもそうだと思う(人によるので知らんが)。強い格好をしてないからって、その人の意志が強いかどうかなんてその人にしか分からん。

どっちが良いとか悪いとかではなく、「性質が違う2種類のエンパワメントがあるんだな〜、それらを両方やることでより一層エンパワメントがなされるんかもな〜」という見解を得たという話である。

話が逸れたが、他者と関わることで得られるエンパワメントを、前者と線を引く意味で個人的に「緩やかなエンパワメント」と普段呼んでいる。

この概念の大きな基準は、引用ツイにもあるように「他者との関係」に言及しているかどうかだ(あくまでも個人的にそう思ってる)。だから、ここでも歌詞の中で「他者との関係」に踏み込んでいるか否かを大きい軸として置く。色んな表現の仕方や感じ方があると思うが、そこら辺は私の独断と直感で決める。今回は、この「緩やかなエンパワメント」を歌った曲をひたすらに褒める。褒めるのが目的の回です。リリース年は無視。

 

1.Feel Special - TWICE

Feel Special

Feel Special

1番目の紹介として相応しすぎる曲。私から言えることは特にない。強いて言うなら、卒論のあとがきに1番を全部引用してブチ込んだぐらいには「緩やかなエンパワメント」。歌詞を読め。Feel Specialについて書いたあらゆるブログやコラムなどを片っ端から読め。以上。

 

2.NCT127 - TOUCH

TOUCH

TOUCH

言わずと知れた綱引き多幸感曲。MVの綱引きと色彩、メロディ、表情だけでも十分に致死量だが、歌詞を読むことでもっと簡単に逝ける。しかも苦しまずに。

君のその指先が、僕を引き寄せた優しいその感じ 知ってる?それがどれだけの意味があるのか

緩やかすぎてアワアワしてたらいつのまにか泡吹いて死んでる。「君」と「僕」の間に何があったのか明確な出来事は書いていないが、「君」が起こした何かしらが「僕」の中に確実に残っていることが分かる。こんなことを、こんな多幸感でもって表現してもいいのか?個人的な意見だけど、タッチはMVと一緒に観ることでより一層エンパワメント感が増すと思う。

てかまず、「TOUCH」という単語がダメじゃない?「TOUCH」てなんだよ。「TOUCH」という単語から出る慈愛的なそれは何?

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検索しなきゃよかった…

이렇게  touch me baby

Touch

이렇게 touch me baby
Touch

그렇게 touch me

慈愛慈愛再慈愛…

逝くか綱引きするか以外の選択肢を消して曲が終わっていくのが緩やかすぎてマジで耐えられない。綱引きしよ…

 

3.WITZ - LET'S GET LOUD

LET'S GET LOUD

LET'S GET LOUD

なんかもう、なんでもいいから歌詞を読んでください。話はそれからだ。

내 목소리가 너에게 닿게(Let's Get Loud) 和訳 | BET ON WITZ

「こ、これが…これがエンパワメント…」にしかなれない。号泣した。1人でメチャクチャ泣いた。こんなにも他人に寄り添い、認め、許す曲が存在していることが信じられない。しかも誰も否定せず、拒否せず、萎縮させず、置いていかない。やさしいよ…

全部の歌詞が好きだけど、2番のここがマジで好き。

スピーカーの音を最大でつけて

誰でも歓迎しよう 遊びにおいで

止めないで このペースのまま make it fun

僕らが作った円の中にbad ruleはない

君を重くするbass lineに

萎縮する必要はない

全てを受け止めて、一緒にしてくれようとしていることが、本当にありがたい。どうやったらこんな歌詞が出てくるんだよ。なんでこんな"強く"てやさしいことを、何でもない不特定多数の人間に伝えようとしてくれるんだよ。なんでだよ…いいのかよ…なんでこんなに寄り添ってくれるの…

 

しかもそれが決して一方的じゃない。上記した「僕ら」、最後の「우리 first ride」には確実に私たちも含まれている。あまりにも緩やかに双方がエンパワメントし合っていて、どうすればいいか分からない。泣くしかないだろこんなの。

これを、作った張本人たちから直接言われた日、私は自分の全てを許し、認めるという行為が圧倒的に楽になったね。ありがとうWITZ、ありがとうLET'S GET LOUD、

 

4.PRODUCE 101 JAPAN - ツカメ~It's Coming~

ツカメ~It's Coming~

ツカメ~It's Coming~

  • PRODUCE 101 JAPAN
  • J-Pop
  • ¥255

日プの名曲。最初、タイトルだけ読んでメチャクチャ敬遠した。でもこれは違う。安直な韻の踏み具合からは想像もつかない「緩やかなエンパワメント」が込められている。

まず、プデュのテーマ曲ってのは、大抵「pick me」というテーマが基になっている。そこには国プと練習生という区分が明確にあり、選ぶ/選ばれるという関係を表現した曲が多い。もちろん、この曲にもそれを示唆する部分がある。

でもこの曲は「始めようよ」から入る。

「「「『始めようよ』って何?」」」

選ぶ/選ばれるの関係にあり、その関係性を前提として、選ばれる側を選ぶ側が消費するというコンテンツにもかかわらず、その垣根を越えて、まず最初に、選ばれる側が選ぶ側に対して「始めようよ」と告げるなんてことがあっていいのか?(ここまで一息)いいの?いいの?今から君たちを消費しようとしている私に、そんなこと言って、そんなこと、受け入れていいの?なんでそんなこと言ってくれるの?もう分からない。分からないけど、このフレーズによって国プと練習生が同じ土俵に立ってしまう。もう知らんけど、私はここで脱落したためにまともに見れなくなった。始めていいのかなんてそんなこと判断出来ない。

 

5.SEVENTEEN - HOME

Home

Home

基本的にセブンティーンとWMのオタクをしているので、これ以降の紹介曲から出る緩やかなエンパワメントを冷静に感じ取って分析できる自信はない。ただでさえ体系的に話せないゴミ箱Twitterの擬人化なのに、さらに輪をかけてゴミになってしまっているが、自分の中で整理したいのでとりあえず言う。

 

まず、HOMEという曲は「居場所」をテーマにした社会学でしかない。若者支援の文脈で「居場所」は、「お互いが『そこに居てもいい』と思うことができる場所」と言われることもある。「お互いが『そこに居てもいい』」というのは、良い意味で「居ても居なくてもいい」ということだ。水野篤夫(2001)は、「居場所」が、すべての若者にとって居ることを問われない場であること、半ば大人の視線から遮られ、半ば他者の視線の中にあるということが大切だ、と述べている。また、自助努力や自己責任を求められる現代社会で生きる若者について語るとき、「居場所」にも触れることが多い。その流れで、若者自身のエンパワメントの獲得も語られる。

また話が逸れたが、そのような意味で言えば、HOMEは当てはまらないと感じるかもしれない。「僕がどうしろって言うんだ、僕は君が居なかったら、古いロボットみたいに心が止まっていつも冷たい」から始まる歌詞からして依存性がすごそう。サビも「どうしろって言うんだ、僕は君が居なかったら、僕の心を楽に任せる家が無い」とか、かなり重い。このような一方的な依存が見える歌詞もあり、「お互いが居ることを問われない」ということを歌っているとは感じないかもしれない。

でも、以下の部分にも着目してほしい。

나는 너에게 있을 곳 너는 나에게 있을 곳

どう訳せばニュアンスが伝わるのか分からないため原文ママに抜き出したが、つまりそういうことだ。僕も君も、お互いの中に、居ても、いいんだよ、いいんです、いいんですよ!!!!!!!!!!!!いいんです いいんだよ

こればっかりは裏付けを用いて理論固めみたいなのは出来ない。そういうことですとしか言えない。そもそも「居場所」自体が言語化しにくいものだし。

極め付けがこれだね。

君が泣ける場所 僕も泣ける場所

圧倒的決定打だね。もう言うことないです、そういうことです。分かれバカ。

短いかもしれないけど、大事なことは2回言うってのがあるじゃないですか?思いっきり2回言ってんだよ。しかも、これ書いてんの、あのウジとかいう人なんですよ?本当に言いたいことをこういう風に書きそうな人ランキング1位で有名な人じゃん。知らんけど。

 

6.SEVENTEEN - ROCKET

Rocket

Rocket

バーノンとジスの曲。ケミケミケミ!ケミの乱れ打ち!みたいな曲。作詞は、Vernon、ジョシュア、WOOZI、NATHAN。念頭に置いてほしい。もう既に語彙力不足で説明出来なくなってきた。とりあえず歌詞を検索して読んでいただけるか。

パッと聴く限り、歌い手が聴き手を鼓舞するような、よくある「自分らしく生きようよ」的なことを言ってる感じがする。でも歌詞をしっかり読むと、これがまた、色んなことが…ア…死…

どこへ向かうか分からない 

Ooh Build a rocket with me

Ooh Blast it up to the sky

Ooh Look, we fly so high

Ooh Yeh so high ah

英語話者だからか知らんが、英語の部分が特にクる。この2人が英語でこの内容を歌っているという事実に対してまず1つ、棺桶を準備しなければならない。俺もお前もどこへ向かうか分からない、けど、一緒にロケットを、作って、一緒に高く、飛ぼうねって、言ってんだな、。「一緒に」。この「一緒に」って単語は本当に「緩やかなエンパワメント」では"強い"です。1人ではなく、一緒にすることが大事なんだよ。

で、ここ、

到着地がなくても

あればいい、君の手だけ

キラーフレーズ…色んな意味でキラーフレーズ…「他者と関係する」ということが、「到着地がなくてもいい」という結論を出させうるんですよ?もう脳味噌が使い物にならない。そして思い出してほしいのが、作詞した人、これ歌ってる本人らですよ?セブンティーンの中だけで完結してしまう事項に、私らも入れてくれていて、「一緒」だと捉えたら、0.0000000003秒で2つ目の棺桶ポチる。

 

 

 

次、WMのターンなんですけど私はWMが出す「緩やかなエンパワメント」が本当にマジで特に好きなので、さらにフィルターがエグくなることに留意してほしい。主観しかない。

7.ONF - 억×억

억x억

억x억

メンバー数に対するウザいメンバーの割合がケーポ界で最も高い、WMのマンネグルa.k.aオネノプのひたすらに良い曲。これは絶対、水口ゆうとが編集したMVを見てください。見ないと刺されます。

‪[ON FILM] ONF - 억x억 (All Day) (Editing : ONF U) https://youtu.be/kURLVj4x3pY

目から血が出る。最近こういうDIYのMVを出すグループが多いですが、色んなオタクが色んなところでそれぞれに死んでるんだろうなと思う。良い人生だったな。

これ、何回も検索してるんだけど日本語和訳が出てこないんだよね。だから自分で和訳するかツベに唯一ある和訳動画を見るしかないんだけど、どっちみち死ぬのでどっちかやってください。私は前者をやったら手汗をかきすぎて全然先に進めなかったので、諦めて後者でギリギリの精神状態の中聴いていることが多い。が、今回は書かなくてはならないので手汗と戦いながら訳を書きます。

では、本題に入る。

視線をかすめながら 始まった君と僕の話

僕たちの日常が

唇をかすめながら 始まる日を夢見てた

現実にするよ

気がつくと知らないこの惑星で(君に会ったんだ)

まるで最初から君を探してたみたいな気分

慣れたこの気分 君は今どうかな

ここまでは1000000000歩譲ってまだいい。「僕たちの日常が」で右ストレート、「慣れたこの気分 君は今どうかな」で左アッパーをかまされたけど、かろうじてまだ立っていることが出来る。問題はここからだ。

朝と夕方を知らせるコンテンツが溢れてる

両手両脚がくっつかないように

1、2、3、4、番号をつけたらさ

億 億 かけ算して 億 億

現代社会がもたらした便利さに縛られないように」、社会問題にもなっているそれをこんなにも明るく緩やかに変換している….と知ってしまった時点で、ボディーが入ってKOだね。試合終了、お疲れ様でした。涙流して終わり。悔しい。対策も経験もしてたのに、アッサリWM式エンパワメントに屈した。MVで見るとこの後もメンバーの記憶(記憶)がずっと流れてるので、おちおち血も拭いてられない。ずっと流血。

しかもこの曲、後半になる程緩やかなエンパワメントのジャブが出る。ちょっと手汗が深刻なので飛ばします。検索してください。

最後のとこ、ここで即引退だね。

I'm ok,are you ok? I'm ok

かけ算して I'm ok, are you ok? I'm ok

この曲、最終的には、相手自身が自分と居るかどうかを決めるんすよ。この「委ね」という行為があるのは本当に良い。エンパワメントに限った話じゃないけど、決定権が自分にあるという事自体がとんでもなく大切じゃないですか。抱きしめたい。手汗がすごいので終了。

 

8.OHMYGIRL - Secret Garden

Secret Garden

Secret Garden

オマゴルが初めて1位を取った曲です。

みなさんはこれの歌詞を読んだことがありますか?ピミルジョンウォンは、歌詞を読むことによってより一層輝くことが出来る曲なんだぞ。

Secret Garden(비밀정원)/OH MY GIRL【歌詞・和訳・カナルビ】

今まで、他者との関係性を歌った曲を緩やかなエンパワメントを表した曲として紹介してきたが、この曲でいう「他者」とは「未来の自分」だと私は勝手に考えている。ピミルジョンウォンのアイデンティティはそこにあるんじゃないかとも、勝手に思っている。

 

摩耗 on Twitter: "なんか…ピミルジョンウォン…今の自分が赤ちゃんのときの自分に話しかけてる歌にも聞こえるなって思えてきて…泣いちゃった"

 

正直、初め、ピミルジョンウォンが出たときは抽象的すぎて何を言いたいか捉えづらいなと思っていた。だから何回も歌詞を見てひたすら読解しまくっていたわけだが、あるとき、ふと上記の解釈が思い浮かんだのが終わりの始まりだった。この時は赤ちゃんで思い付いたけど、別に赤ちゃんじゃなくて今の自分でも全然泣けることに気付いた。

1番の歌詞を載せるので、この解釈で1回読んでみてほしい。以下は私が訳したやつなので引用のやつとは少し違う。

 

私の秘密の庭

私はまだ長い夢を見ている

そのどんな人にも話せなかった

朝の日差しが私をノックしながらhello

毎日居たのに 知らないでしょう

最初から君にだけ見せてあげる

私についてきて come with me bae

手を握って you and me

私の中に大切な1人だけの場所がある

まだ何でもない風景だけど

少しだけ待てばすぐに会えるから

この中に素敵で驚くものを植えておいたんだけど

まだ何も見えないけど

少しだけ待てば分かるようになる

私の秘密の庭

 

ちょっと想像してみてほしい。未来の自分から「ずっとそこに居たのに、知らなかったでしょう?」って言われたらどうか?「ここに素敵で驚くようなものを植えておいたからね、」って言われたらどうか?未来の自分が今の自分に向けて「今は何も見えないけど、ちょっと待てば分かるようになるよ」と告げることがどれだけ尊いか、分かるか。今の自分には未来の自分が何を植えてくれたのか、芽が出て育つまでは分からないけど、自分はその「何か」について絶対に「知っている」んだよ、見れば分かるのよ。自分が植えたんだからその「何か」は間違ってなんかないのよ。こんなことを表現してくれる歌があるか?

「他人」であり「自分」である「未来の自分」から受けるエンパワメント、これ以上のエンパワメントはない。こんなに綺麗で、緩やかで、強いエンパワメントはない。本当に"強い"。

 

f:id:Cftt_UifBsl:20200217232819j:image

これはどこか忘れたけどツベにあるピミルジョンウォンの動画についたコメントの1つです。「ピミルジョンウォンを聴く人は全員知っていてほしいピミルジョンウォンの話」ということで、7つ書かれている。これの2つ目と3つ目、6つ目がエグい。

・童話中の話の主人公はオマゴルではなく、この童話を読んでいる、正に自分であること。

・歌詞を見ると、誰かに対して話をしている。

・前半部では「私の秘密の庭」だが、最後は「君の秘密の庭」であることがキリングパート

エグい…圧倒的エンパワメント…この曲が具体的になることは最後までないが、逆にここまで「自分」という人間に焦点を当てて、しかもそれをこんな色で表現すること自体がもうアカン。確かにoh my girlが歌っている曲ではあるが、その前に誰もが「自分」という1人の人間なんだと痛感させてくれる曲がドンピシャにこれなんだな。本当に"強い"よ、偉いよ、

そしてこのパート

すくすく はやくはやく 育ってね Beautiful

何回も言うが、こんなにも緩やかに今の自分を許容してくれるのが「自分」であるという事実を大事にしたい。いつも自分だけは自分の味方でいたいよね、ありがとう、よくやってるね、自分、ありがとう。

 

 

 

 

とここまでが、「俺が考える『緩やかなエンパワメント』を歌ったケーポ8選」なんだが、この曲にだけは言及したい。

 

番外編 I - My Melody

My Melody

My Melody

B1A4バロの妹であり、WMに所属していたI(アイ)のMy Melodyという曲です。本当に素敵な曲で、LOONAゴウォンちゃんもこの曲が好きだそうです(ドヤァ)。

この曲は「緩やかなエンパワメント」ではない。つまり「他者との関係」について言及されているわけではない、イッチーのような自己に直結するエンパワメントだ。でも、この曲から出る、緩やかだけど非常に"強い"意志はとんでもない。WMモンペだからそう感じるだけかもしれないが、本当に"強い"。

小さなベッドに寝転がって大きな夢を見て

身体を丸めた もう少し大きくなったのに

大人というものが 悲しいものなら

私は永遠に I never grow up

 

あの人たちは話すの 「そこまでだ」って

私は信じたくない その言葉

 

何も知らないくせに 私を阻んでも

何も知らないくせに 線を引いてしまっても

この世界が私を籠に閉じ込めておけないように 聴かせてあげる

ずっと遠いところまで My Melody

"強い"よ〜…

急にイッチーやブラピンやママムのように強くはなれないけど、いつも強かに、着々とこういう意志をもっていたいと心から思った。アイちゃんありがとう、

 

 

全くまとまらないまま9000字も書いて、ただただ馬鹿が露呈しただけになった。また副査に「目的が見えない」とA4 3枚分disられる。

私と小鳥とセブンティーンと鈴と「SEVENTEEN 」と

こういう形にするか迷ったが、これも今の私の選択だと思うことにした。

以下、読むにあたっての留意点です。絶対にラウンちゃんのナレーションで読んでください。

ラウンちゃん

「今日は僕たちを見に来てくださり、本当にありがとうございます。この日記みたいなよく分からないものを書いたのは1年前だか2年前だか5年前だか8億年前だかなので、かなりイキってんのは大目に見てくださると僕たちも本当に幸せです。あと、主語は全部『私』こと『私』であり『私』以外に他ならない『私』なので異論は知りませんご了承ください。異論異論ワンイロン!次の曲は、Completeです。ありがとうございます。」

 

 

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つい先日、20歳になった。そんなのいつもの変わらないし桁が1つ繰り上がっただけで何ともないと思いつつ、心の奥底はそうもいかないらしい。うわ〜!合法だ〜!と、こんなときだけ浮足立つ自分もいい加減懲りないなと思う。完全に癖だ。今さっきだって、せっかく完成させたこの記事を浮かれて削除した。救いようがない。

 

20は青々しい数字だと個人的には思う。成人という言葉に置き換えてしまうと、お酒とかお酒とかお酒とかのイメージが強くてなんだか黒いしがらみも感じられるが、私にとって20とは、脆くて、青くて、儚い青春だ。平家物語も言うように、この世はすべて諸行無常である。その中でも20は特に風の前の塵に同じなのだ。とてつもなく刹那で、キラキラしていて、青い春なのだ。

 

そして私はこの手のコンテンツに滅法弱いらしい。なぜかは分からないが、一瞬で過ぎ去ってしまうものに価値を見出しがちだと最近気が付いた。

ちょっとこじつけだけれど、この新たな気付きと、20歳という人生における圧倒的通過儀礼を迎えたこと、学生生活が折り返し地点に達したこと、SEVENTEENが一区切りついたことを期に今までの自分と向き合っておこうと思い、筆を取った次第である。

 

 

話を戻すが、私が隠れた"青春廚"だと教えてくれたのはSEVENTEENである。良くも悪くも彼らは私の青い春だった。

SEVENTEENがアッキンダでデビューした2015年、私は彼らと同じ17歳だった。初めの頃こそ、その眩しさに目を瞑るだけで胸がいっぱいになった。横アリでセイザネムコンを見ても、画面の中の彼らを見ても、眩しくて目が潰れそうだと大真面目に思っていた。

しかし、その感情は次第に「同世代」のジレンマへと変わっていった。なぜ同世代の彼らはこんなにも輝いているのに自分はこうなのか、「同世代」の彼らがこんなにも成長できているんだから自分だってできるはずなのに、どうしてこんなところで夢も見つけ出せずにくすぶっているのか。彼らに対して引け目を感じ、本当に毎晩泣いた。

次のエッジコンを見てもそれは変わらなかった。ステージ上の彼らは私にとってディズニーランドよりも眩しくて、夢の国の住人だった。本当に羨ましかった。いっそのこと、彼らになりたいとすら思った。彼らと同じように輝けたらどんなに人生が充実するだろうか、それがだめなら、せめて彼らを客観視したり、楽観視できたらどんなに楽だろうかと毎日思った。嬉しかったはずの「同世代」という言葉にひたすら泣いていた。今思えば、感情が湿っぽすぎて気持ちが悪い。

 

 

そんな私を横目に2017年11月6日、彼らは今までの成長に区切りをつけ、次の成長へと向かうためのアルバムを出した。『TEEN, AGE』である。中でもリダズによるChange Upは彼らの決意の結晶だった。

こんなの到底追いつけないと思った。私がこんな風になれるわけがないと思った。

でも一方でこのアルバムは、初めて私と彼らを同じ土俵へと導いてくれた。彼らも彼らなりに、今までの自分たちが作ったコンセプトに対してジレンマを感じていたから。20代故の成長に伴って生まれたそのジレンマは、まさに「同世代」の私と同じだった。厚かましいが、収録曲のひとつひとつが私と同じ意味で苦しんでいるように、次へ成長したがっているように感じられた。20そこそこならば成長に悩んで当然だと言われているような気もした。

 

 

 

そのアルバムの最後にあったウジのThanks toは私にとって非常に大きな存在になった。

 

「僕たちの曲にインスピレーションを受けてほしいわけじゃない。ただその1曲1曲のその短い時間だけでも、辛いことも良くないことも忘れて僕たちの曲に癒されてくれたらそれでいいんです」

 

泣いた。大泣きした。泣きすぎだけどこれは嬉し涙である。自分はいつのまにか、彼らの曲を、インスピレーションを受けるために、自分と比べて鼓舞するために、聴いていたのだ。彼らに申し訳なかった。それと同時に、自分と他人を比較することが、自分にとってこんなにも負担になっていたなんて、自分の視野をこんなにも狭めていたなんて、知らなかった。そもそも私は、自分は他人と比較しても何のコンプレックスも抱かないタイプの人間だと勝手に思い込んでいた。でも違った。私も普通に傷ついて、普通にストレスを感じる普通の人間だった。人と比べないという、分かっていたようで分かっていなかったことに改めて気づかせてくれたのだ。

 

 

こうして私は、言ってしまえば"ウジの言葉"という、彼らと他人、そして複雑な世界を客観視・楽観視するための理由を見つけた。「ウジがそう(いう風なことを)言ったから」という完全に都合の良い解釈をして、ああそうか、となる自分はいつのまにか芯までウジペンになっていたんだな、と単細胞な頭の片隅で思う。

とにかく、彼らが「同世代」だったからこそ、「同世代」のウジの言葉があったからこそ、20歳の私は、今後の「私なりの成長」をちゃんと見据えられるようになった気がする。まだ明確な夢は見つけられていないけど、こうありたいなというボヤ〜っとしたものは見えてきたような気がしなくもない。

 

自分たちのやりたい音楽も入れつつ、ファンに向けて「ありがとう」と伝える為のスペシャルアルバムまで律儀に出した彼らのことだ。しばらくしたらきっと「彼らなりの成長」でカムバするのだろう。自身の殻を破った彼らは、どのような成長を見せてくれるのだろうか。楽観視する理由を手に入れた私は無敵である。とにかく、私もあんまりもたもたしてはいられないので、まずは次の月曜日から私なりに成長してみせます。

 

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このあと、以上の文章よりも10000000000000000億倍キショイ文章が続くんだが、あまりにもキショイのでここには載せられない 人権を守りたい 人権は大事 坂東は英二 自民党は死ね